yoshi99999’s diary

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ある名画

一瞬の過ち凍りついた時間、絵描きはそれぞれをリアルに表現する、球体に映らぬ物眼球に映らぬ物を、華麗なエゴイストの思想、誰より孤独を愛せる深き罪深き魂、絵は息づいている心を奪われんばかりに、全てをエゴで片づける事はできない、それが叶うのならば何よりも不幸だ、色づいた絵そこからはエゴの香りがする、心引かれるのは、表現できぬ表現がそこにあるから、想いが募るのは、その世界に溶け込まんとする心があるから、見えすぎたのかもしれない、球体から眼球からリアル過ぎる程に、パズルを完成させるが如く一つ一つの想いを紡ぎ絵という形にする、息づいている今でも息づいている、贅沢なる心は忘れる事を知らないだろう。