詩
自分に流され 常識に埋もれ 病に 正しさを知り 流され 辿り着いた地は知恵の孤島 埋もれ 知るのが・・・ 自分という 行くあてを理解せぬ 大きな船・・・
同じ風景を眺め続けている、酷く退屈だけれどちっとも瞳に焼きつかない、夢と現実の区別さえつかなくなった訳じゃない、確かに餓えているよ、現実の端しっこにかじりついているだけなんだから、確かに望んでいるんだろう、本物の現実って奴を、それでも動く…
降り続く雨を眺めている、僕によく似た心を持つ人、傘も差さずに雨を避け歩いている、まるで雨と戯れる様に、一粒一粒が集まり、人によく似た形となる、いつまでも躍り続けている、二人の人、彼は僕によく似た心を持つ人、降り続く雨、人は形を変えんと望ん…
一瞬の過ち凍りついた時間、絵描きはそれぞれをリアルに表現する、球体に映らぬ物眼球に映らぬ物を、華麗なエゴイストの思想、誰より孤独を愛せる深き罪深き魂、絵は息づいている心を奪われんばかりに、全てをエゴで片づける事はできない、それが叶うのなら…
騙していた訳じゃない、私はいつだって後悔ばかり、求める物があなたと違い過ぎる、だから私には痛み苦しみが必要何だ、二人が一緒にいる理由なんて何処にもない、あなたはついていないと嘆いているだろう、誰より束縛され明日さえ見えない、消せない傷を眺…
夢は誰にでもある、心の中をルーペで覗けば失神するほど、細胞の様に蠢いている、小さな細胞同士いつもつぶしあいをしている、それを[欲]と呼んでも良い、それを[狂気]と呼んでも良い、だから終わらない、今はまだ終わらない、少しずつ欲深い細胞が大きくな…
あなたは知っていますか?自分の存在の大きさを、あなたは知っていますか?誰からも愛されている事を、知るべきなのです、少しでも良いから知るべきなのです、気づかずにいるのは罪なのですか、そういえば最近月を見ていません、流れ星は二回ほど見ました、…
最後の一言が足りない、いつだってそうだ最後の一言が足りない、伝えたい言葉がある、誰にでも伝えたい言葉がある、言えずにいるいつも、伝えられずにいるいつも、大切な言葉なのに、どんなに難しく美しい言葉より、簡単で素敵な言葉なのに、言えずにいるの…
短絡的なgameにうつつをぬかすあなた、思慮浅き私のimage、真実に触れようともしない、二人には調度良い絡み付く欲望、夜毎囁くその祈り、私の順番はまだらしい、二人は近づく事のないプリズム、螺旋階段を幾度も心に思う、迷うべき道は何処にもない、辿り着く…
求めた夢を、失った未来、地を這う、堅いアスファルト、その下を這う、誰にも見えない、この存在は知られていない、誰にも誰にも、夢夢を見ているのかも、楽しい嬉しい、本当に夢を見ているのかも、堅いアスファルト、その下に夢があった、偶然必然、考えず…
正しさの基準は自分の中にある、本当に正しき人間を知らないから、本当に正しく生きる術を知らない。それならもがけば良い、あがけば良い、幾ら時間がかかろうとも[もがき、あがいた] 時間は無駄にはならないのだから。本当に正しき自分の求めてやまない人間…